グローバルパーソンとは: アメリカ発、新時代の日本へ送るメッセージ 第4回: 巨大隕石の話  
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第4回 巨大隕石の話



人類の祖先に当たる霊長類の誕生はわずか四〜五百万年ほど前のことですから、これらの超巨大隕石の衝突にはまだ遭遇していないわけですが、その祖先である哺乳類は、恐竜が地球上を支配していた2億年ほどはひっそりとあまり進化せず生息しており、恐竜絶滅後に急速に進化したと言われています。つまり、霊長類の祖先が哺乳類の一種であったことを考えれば、人間の遠い先祖はやはり超巨大隕石の衝突に遭遇し、今日の我々は、それが生き残って進化した結果であると言えます。

一方、ディープインパクトやアルマゲドン級のものは、百万年に一度程度落ちるわけですから、人類の祖先を含む霊長類も数回それを体験し、多くはその影響で死に絶えたことでしょう。巨大隕石の衝突は、衝突後の地球環境を大きく変え、気象にも大きく影響を与えるので、衝突で何とか生き残った我々の祖先たちは、その後の厳しい環境の変化にも耐え、順応してさらに進化し、今日まで生き残って来たわけです。

まあ、巨大隕石の落下というのは、我々の祖先にとって、現実的には最も極端な「逆境」だったと言えますが、それ以外の自然災害や他の動物との生死をかけた競争、さらに病気との戦いなどなど、我々人類の祖先が、何百万年、何千万年という気の遠くなるような長い年月を掛け、様々な「逆境」に打ち勝ちながら進化して来たということは紛れもない事実なのです。

だから、そのような進化の果てである我々には、誰にでも、たいがいの「逆境」に打ち勝つだけの精神力や体力や頭脳が備わっているはず。だから、仮に今大地震が起きて自分の家が倒壊したとしても、それですべてが終わりということはなく、我々は何とかその「逆境」を乗り越えて生き続けるはずです。もちろんそれは大変なことではあるのですが、長いときを越えて進化し生き延びた結果が我々なのですから、「逆境に打ち勝つだけの力」をもともと我々は持っていると言っても過言ではありません。

むしろ、「逆境に打ち勝つ力」を出せたとき、人は活気に溢れ、充実感を味わえるのではないでしょうか。だから、戦後の復興を遂げて来たいわゆる「団塊の世代」の人たちは、多くの困難に立ち向かいながらも、高度成長期には非常に生き生きとし、充実する日々を過ごしたに違いありません。

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