グローバルパーソンとは: アメリカ発、新時代の日本へ送るメッセージ 第9回: 恥の文化、罪の文化  
印刷用ページ 友達に教える
 

アメリカ発、「新時代の日本」へ送るメッセージ

第9回 恥の文化、罪の文化

何かをやらなければ、あるいは、逆にやるべきではないと日本人が思うとき、その判断の基準のひとつには「恥の意識」があると思います。他人に対して「恥」にならぬよう、勉強し、努力し、「みっともない」ということにしたくない。人並みの生活ができなければ「恥」、まわりの多くの人が持っている物を持っていないのも「恥」となります。

 

自分の子供が人前でちょっと度を超えてはしゃいでいれば、たいていの親は「人の迷惑になるからやめなさい」と注意します(最近の人は子供を叱れなくて放っておくことも多いですが・・・)。ここで、「迷惑になる」という意味に、子供に対して叱るのと同時に、親自身も含め、まわりの人に「恥」にならぬようにという思いがあることに気づけば、この表現の本当の意味が、「恥ずかしいからやめなさい」ということだと判ります。

 

でも、このような日本人の考え方には、実は、とても奥の深い文化的な背景があります。例えば、戦国時代の武将たちは、戦いに負けることを「恥」とし、切腹さえしました。また、第二次世界大戦末期に“Kamikaze”の名で恐れられた日本の特攻隊は、アメリカ人の理解を超えるものでしたが、ここでも、「恥じることなく国のために死ぬ」という考え方は、当時の日本ではとても厳粛で重要なものとされていたわけです。


<1/3 ページ>


ご意見、ご感想のある方はこちらからどうぞ!

 

 
カテゴリに戻る | カテゴリの一覧に戻る

Site Search:

 今月の更新情報

 メニュー