グローバルパーソンとは: アメリカ発、新時代の日本へ送るメッセージ 第11回: 「グローバル・パーソンズ」三か条   
印刷用ページ 友達に教える
 

  第11回 「グローバル・パーソンズ」三か条

第三条 自分のしたいことの実現に向って恐れず頑張れる人

 

本エッセーの第4回「巨大隕石の話」や第5回「生命エネルギー」の中でも少し触れましたが、人や動物には、その長い進化の過程で得た「逆境を乗り越える力」が生まれながらに授かっています。そして、その「」は、科学や文明が発達してあまり「逆境」がなくなった現代においても、まだまだ発揮されるべきものです。

 

むしろ、平和になった今であればこそ、この「」を「逆境」などという「マイナス要素」に向けることなく、もっと「前向きな方向」に働きかけることで、もっともっと素晴らしいことが達成できるはずなのです。だから、この生まれながらの素晴らしい「力」を、無駄にすることなく、日本という「枠」を超えて自分のしたいことの実現に使おうとする姿勢がなければ、これから先の地球を背負って立つべく「地球人」(「グローバル・パーソンズ」)とは言えません。

 

さて、アメリカに長年住んでいると、アメリカ人の多くは、大人も子供も、上の三か条(英語については当たり前ですが)を地で行っているように思えてきます。しかしそれは、言ってみれば、アメリカでは単にそうしないと生きていけないからであり、特に凄いことではないかもしれません。

 

一方、今の日本は、戦後の復興と高度成長期の大いなる努力の結果、物質的には十分に満ち足りた平和な時代になり、過去の悲劇に比べれば、「夢の世界」が達成されたわけですから、それを素直に堪能すればよいということも言えるのかもしれません。しかし、残念なことに、物質的には満たされたはずなのに、精神的には満たされず、むしろ困惑している若者が増えているのは実に皮肉なことです。

 

夏の甲子園を見ていると、若さゆえの限りないパワーと可能性に触れる思いがします。しかし、彼らのように、自分たちのパワーを「十二分に発揮できる環境」とうまくめぐり合えた若者は、今の日本では、残念ながら希少価値と言えます。今、平和で満ち足りた日本であるからこそ、私たち日本人は、「地球人」としての自覚を持ち、持って生まれた「」を十分に発揮して、さらなる可能性を求めて進むべきではないでしょうか?

<3/3 ページ>


ご意見、ご感想のある方はこちらからどうぞ!

 

 

 
カテゴリに戻る | カテゴリの一覧に戻る

Site Search:

 今月の更新情報

 メニュー