グローバルパーソンとは: アメリカ発、新時代の日本へ送るメッセージ 第12回: 自然の摂理から考えよう   
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アメリカ発、「新時代の日本」へ送るメッセージ

第12回 自然の摂理から考えよう

「グローバルパーソンズ」を実践するには、ルーツや文化の違いに囚われることなく、むしろ「自然の摂理」を基点にして考えることが大切です。そんな風に言うと、何か難しくて分かりにくいことのように聞こえてしまうかも知れませんが、実際にはとてもシンプルで簡単なことです。まずは、私の言う「自然の摂理」がどういうことを意味するのか、ご説明しましょう。

 

中国や韓国などでは、昔から、万物には「陰」と「陽」という二つの相反する状態があり、そのバランスで成り立っていると考えられて来ました。また、中国の孔子の時代には「中庸」という言葉が生まれ、相反する二物の最もバランスの取れた状態が「最上」とされたわけです。

 

一方、現在の最先端医療の世界でも、体の中で活躍する酵素や免疫やホルモンなどの多くが、二つの相反する物質のバランスから機能する仕組みになっていることが分かって来たのです。これらのことは単なる偶然でしょうか?おそらく、中国や韓国の古人は、自然界の万物を観察し、理屈ではなく、そういうものだということを体得していたのではないでしょうか?

 

現代人の意識は、テレビやインターネットやその他諸々のことが、まるで雑音のようになって、「自然の摂理」などというものからはだいぶ遠ざけられてしまっています。でも、意識しようと思えば、とても簡単なことです。

 

例えば、海辺で砂山を作ったとしましょう。どんなに砂を高く積み上げて山を作っても、やがて風や波でどんどん削られ、いつかはもとの平らな状態に戻ってしまいます。逆に、深い穴を掘ったとしても、やはり風と波によって砂が運ばれて次第に埋まり、いつかは平らな砂浜に戻るのです。

なぜこうなるかと言えば、山も穴も、平らで安定した状態から見れば、不安定な状態であり、より安定な方向へと変化して、最後はバランスの取れた状態に戻って動きが止まるということなのです。
 

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