グローバルパーソンとは: アメリカ発、新時代の日本へ送るメッセージ 第14回: ワープの法則  
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第14回 「ワープの法則」

 

私は、長年、日米間のビジネスコンサルティングの仕事をして来た関係で、これまで、いろいろな会社のいろいろな人と仕事をする機会がありました。中には、10数人程度の小規模の会社の社長が、一夜にして、数百億円の資産家になったこともありました。ごく普通な感じの人が、たまたま勤めていた会社が大成功したお陰で、数千億円規模の時価総額を持つ企業の重役に納まったケースも見てきました。あるいは、そのように一挙に成功したケースではなく、たまたまの運や成り行きでいくつかの通過点をクリヤーし、複数の「ワープ」を繰り返して、いまや押すに押されぬ高い地位に到達した人もいます。

 

このような人たちを、「ワープ」せずにずっと同じ平面で苦労している人が見たら、「何と凄い人たちだろう」、「まるで雲の上の世界だ」ということになるでしょう。でも、当人の本音を言わせれば(なかなか本音は言わないでしょうが)、決して謙遜ではなく、「そうでもないよ。気づいたらこうなっていたんだ」という程度のことになります。なぜかと言えば、「ワープ」によって飛び移る「ひとつ上の平面」も、乗ってしまえば、結局は同様な「平面」であり、そこに待つ苦労や努力のレベルは、「ひとつ下の平面」のそれとさほど変わらないからです。

 

むしろ、「下の面」ではモチベーションが上がらず、あまり力が入らなかったのが、「上の面」はまわりから見ても華々しく、本人にとってはよりモチベーションが上がるので、力の入れ様もだいぶ変わって来るというわけです。そして、前回お話したように、与えられた「ギャップ」を克服しようとすれば、「祖先から受け継いだ体内の力」が、ミラクルパワーを発揮します。また、「鉄下駄効果」も効いて来て、当人にとってあまり苦痛はなく、むしろ多少の苦労はメリハリになって面白いというくらいになるのです。

 

違いは何だったのか?と言えば、多少の運の良さと、積極的に「変化」を受け入れただけのことなのです!

 

私自身、最初にアメリカに来たときは、二年ほど適当に過ごして日本に帰るはずでした。しかも、渡米のほんとうの理由は、「日本でストレートに大学を出たのだから、二年ほどは適当に遊んでもいいだろう」という甘っちょろい考えだったのです。それが、どこでどう間違えたか(?)、10年後にはアメリカで会社を設立することになり、その後、日本に姉妹会社も建てることになりました。

 

私の場合はまだ決してそれほど成功したというレベルではありません。また、これまでの道のりも決して楽なものではありませんでした。それでも、やはり、何度か「ワープ」して来たなぁという実感はあります。そして、できれば、一、二回はさらに「ワープ」して、もっと自分を磨いて行ければと思っています。この「ワープの法則」、皆さんも、ぜひ一度、試してみませんか?

 

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